「移住」なんてなくなればいい|そんな想いで「おきなわ移住計画」を立ち上げました

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新潟、新潟市のウミベにて

このブログでは、「移住」を一つのテーマとして取り上げており、過去にも記事を何度かあげてきました。

 

ちょっとだけ「〇〇移住計画」を読みとく

「Discover Another Kyoto – DAY3」に参加してます #京都移住計画

>「九州変態会議」「移住フェス」などを経て、いま思うこと


おきなわ移住計画、はじめました

一ライターとして、つまり、「移住」を観察する側として、見てきたこと聞いてきたことについて考察などを書きまとめてきました。

ですが、今度は移住のシカケをつくる側として、移住におけるプラットフォーム「おきなわ移住計画」を7月にしれっと立ち上げました。

「京都移住計画」の広報という立場で見てきたこと、また、他の地域に足に運びながら学んできたこと、そして、実際に移住を考えている地元の移住応援に活かせればと思っています。

「沖縄で、暮らしたい」

そんな想いをカタチにするために、「居・職・住」の面から移住をサポートしていくのが「おきなわ移住計画」です。”沖縄”ではなく”おきなわ”としたのは、”観光”でなく”暮らし”の視点で沖縄を捉え直していく、という意味を込めて。

「どこで誰とどんな風に生きてゆく?」

その問いの先に、おきなわがあって、自分(たち)の暮らしや仕事にフィットする場所であってほしい。

そんな想いで、はじめました。

 

移住するのは「どこでもいい」のだ

とはいえ、沖縄をヒイキしたいという気持ちはありません。関わってきた京都はもちろん、縁でつながった他の地域だって魅力的な場所はあります。

上記でも触れているように、「『どこで誰とどんな風に生きてゆく?』その問いの先に、自分の暮らしや仕事にフィットする場所であってほしい」だけであって、そのときの地域は、人それぞれであっていいわけですよね。

雑に言ってしまえば、「どこでもいい」ですし、それが沖縄でよさげなら、そのときにつなげられる情報や人を増やしていければと。人を奪い合うような競争をするつもりもありません。そうなってくると、「だれのための移住なの?」って感じですしね。

 

「移住」という言葉がなくなるように

また「移住計画」では、堂々と「移住」という言葉を使ってはいるのですが、ぼく自身がこの言葉ってなんなんだろうと思うわけですよ。

過去に「ローカルがフラットになるとき」でもそのモヤモヤについては触れたのですが、やはりまだまだ「移住」という言葉は重々しさがあったり、基本的には「僕/私には関係のないこと」と考える人が多いのかなぁという印象を受けます。

とはいえ、日々暮らしていると、ちょっとしたモヤモヤや違和感や抱えることは、だれでもあると思うんですよ。だから、「移住」という言葉は、自分がどんな風に暮していきたいかを見つめ直すためのきっかけになればいいと思っています。

それは、地方移住するしないは全然関係なく、「東京」という都会も暮らしの選択肢としてちゃんと存在はしたほうがいいはずですよね。

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長崎、平戸島で釣りをしたときの夕暮れどき

当然のことながら、”目的”としての移住ではなく、”手段”としての移住なわけで、自分のなかにある「〇〇したいなぁ」という気持ちを具体的に表現/実践していくときのフィールドが今いるところではない地域のどこか、なんです。

そうやって、手段としての移住という”行為”が増え、目的とされた移住という”言葉”はなくなっていけばいいのに、とぼくは考えます。それは、すでに変化し続けている部分もあるかもしれませんが、まだま地域に対する感度の高い人たちのなかの話でしょう。

「移住」の意味は変化しつづけている。ーー「移住」と「引越し」の違いとはなにか。

長ったらしくなりましたが、「移住計画」という「移住」ど真ん中にいながらにして、移住という言葉をなくしていけるような取り組みを進めていければと思います。これが、ぼくの「移住計画」あるいは、地域に関わるときのスタンスです。

 

ローカルチャンプルー、やります(10/15)

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暮らしのために、すべてのローカルは平等であり、選択肢の一つである。

という考えのもと、東京、京都、奈良、山口、福岡、大分、沖縄の各地の移住計画メンバーが集まって、輪を囲みながら、各地域の暮らしについて共有し合い、参加者と交流するためのイベントが、「ローカルチャンプルー」です。

「チャンプルー=混ざること」であり、いろんな立場の、いろんな地域の、いろんな人の、いろんな価値観や文化が混ざり合うとおもしろいだろうなぁ、というコンセプトで過去にも「ウミベ」「ショウガ」がテーマにした回もやっtました。

基本的には「地域=人」だと思ってまして、自分が気になる「地域にどんな人がいるのか」を知ること、さらに直接的に会って、話をする、ゆるくつながるという体験こそ大切にしたいですよね。

それは、インターネットで情報を調べるだけではできないことですし、そういった顔の見える関係性をつくれることが、暮らしをちょっとよくするためのゆたかさなんじゃないかなぁ、と思います。

このメンバーが一気に集まることも滅多にはないので、ちょっとこのイベントはおすすめです。ということで、ご興味はある方は、ぜひthe Cにてお待ちしております。お会いできるのが楽しみです。

詳細はこちら、お申し込みはこちらより(下記が、各地域からのゲストです)

 

<田村篤史/京都移住計画>
1984年京都生まれ。立命館大学在学中、APUへ交換留学、NPO出資のカフェ経営に携わる。その後休学しPRや企画を行うベンチャーにて経験を積み、卒業後は海外放浪の末、東京の人材系企業に就職。

会社員の傍らシェアハウス運営なども行う。2012年4月に退職。京都へUターンし「京都移住計画」という移住促進のプロジェクトを中心に、町家活用や商店街活性といった地域に関わる仕事や、大学と連携したキャリアデザインやPBLなどの授業も行う。

「人と人、人と場のつながりを紡ぐ」をミッションに、2015年3月に株式会社ツナグムを起業。
http://tunagum.com/
http://kyoto-iju.com/
http://concierge.kyoto-iju.com/


<中島 章/奈良移住計画>
1982年生まれ。奈良市出身。大学卒業後、大手人材サービス会社に就職し上京する。約7年半、法人営業、企画、セミナー講師等の仕事を担当。その後、国内コンサルティングファームに移り、戦略領域を中心したコンサルタントして約3年間従事。

2015年8月に奈良にUターン移住。自身の移住経験から2016年1月に「奈良移住計画」を立ち上げ、奈良に移住したい方のお手伝いをしている。他にも商店街活性に関わる仕事や、企業へのコンサルティングも行いながら、奈良で面白いことができないか模索中。
http://nara-ijyu.com/


<やすむろ ヨシヒサ/山口移住計画>
2011年に20年間生活した関東から山口県下関市へIターン移住。もっとマチにオモシロい人やお店を増やしたいとの想いから、人と不動産に着目したマチウェブマガジン“10/1000zine(テンセンジン)”を2015年に創刊。2016年には、マチにオモシロい場を増やす事を目的に、リノベーションも可能なユニット“組立ru(クミタテル)”を結成。

現在、2016/12/3の「山口移住計画」キックオフに向けて準備中。ウェブやロゴデザイン等を手掛けるグラフィックデザインを本業とする。
http://yamaguchi-iju.com/
http://10-1000zine.com/


<須賀大輔/福岡移住計画>
茨城県水戸市出身。「福岡移住計画」主催。3年前に福岡へ家族でIターン。株式会社スマートデザインアソシエーション代表。移住交流推進機構元理事。プロデューサー。

2013年に自らの移住体験をもとに福岡移住者をサポートする活動『福岡移住計画』を立ち上げる。他地域で島根、茨城などの活性化にも挑む。
http://fukuoka-ijyu.jp/
http://www.tobiume.org/
https://hood-tenjin.com/


<河野忍/大分移住計画>
1986年生まれ。大分育ち。大分→福岡→東京→福岡→大分、ときれいにUターン。2015年に自らの体験をもとに、大分への移住者をサポートするコミュニティ『大分移住計画』を立ち上げ、県内・関東圏で主にイベント活動をしています。

大分商業高校を卒業後、飲食店アルバイトやIT企業の経理、プログラマ、を転々とし、ウェブ系システム開発会社のモアモストを創業。「生きたい場所で生きる」ために仕事と環境をつくっている最中です。
https://oita-ijyu.com/


<大見謝将伍/おきなわ移住計画>
1988年、沖縄-伊平屋島出身。暮らし方/働き方をテーマに、「coqktail(カクテル)」の屋号で、地域と人、地域と地域をつなげ、まぜるための活動を行っている。

「京都移住計画」広報や、「マチノコト」ライターなどを通して、さまざまな地域と”よそ者”としてどう関わるかを模索。沖縄では「水上家」というオープンスペースを運営しながら、沖縄の内外をつなぐハブづくりを進める。

 

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