仕事の「適材適所」と「市場価値」を鉄拳さんの歩みから考えてみた

鉄拳と言っても殴るわけではないですよ。

芸人の鉄拳さんのことです。

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Photo:超未来戦士・鉄拳のブログ

 

「こんな〇〇は××だ」のネタが凄く好きで、漫画本も何度も見るくらいは好きです。わりと長く芸人としての鉄拳さんを観てきたほうかと。最近だとパラパラ漫画で一躍有名に、「振り子」が英国ロックバンド「MUSE」の公式PVとなるなど、イラストレーター/漫画家として世界的に活躍しています。

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■適している場所はどこか?

「適材適所」という言葉があります。ぼくは鉄拳さんの作品を見かける度に、その四字熟語が頭に浮かんできます。タイミングもあるとは思いますが、まさに適材適所のポジショニングが取れたのではないでしょうか。ネタを作り上げ自分が演じるというよりは、ネタをより練って練って作り上げ、自分が出ずとも作品自体に演じてもらう”パラパラ漫画”のほうが、力を発揮したのは事実です。芸と作品、その違いに適材適所のズレがあったのかもしれません。

他の言い方をすると、同じ絵であっても、ネタで扱っていた静止画という一時的なストーリーでなく、パラパラ漫画の作品のような連続的な画でのストーリー展開が非常に巧みだったのだと僕は思っています。

 

■芸人は、タレントになれるか、芸人のままか?

芸人は芸人であっても、暗黙のうちに職業転身が行われています。

最初はネタで売れてテレビに出れるようになったら、タレントとして脱皮しようとします。

ネタは面白いけど(芸人としてはいいけど)テレビでは映えない(タレント向きではない)という人も多いです。細かい事を言えば、舞台での芸はいいけど、テレビで芸を披露すると受けにくい、のような空気感は違いますしね。

 

■もがき続けて、自分が心地よい市場を探す

一つにこだわらなくていい、適材適所を探して、もがけばいいんじゃないか?と鉄拳さんの芸歴から感じるんですよね。言っても鉄拳さんの年はもう41才。自分としても、世間的にもピシャリとはまるものは、直ぐに出てこないだろうからこそ、沢山試さなくて、発信し続けないといけないのだと思います。

「ここでダメでも、あそこならOKだ」は誰にでも当てはまることです。”ここ”でダメであることは、自己否定されるわけでないです。芸人で実らなくても、イラストレーターとして実る。芸人として実らずとも、鉄拳さん自身が否定されるわけではありません。

本人にとって「逃げ」かどうかは知れませんが、プラスに変わるのであれば、それは逃げではなく、シフトチェンジであり、むしろ自分の持ち味で活きる、価値が高まる市場を見つければいいのではと。 自分の適材適所、フィットする場所を見つけるためにも、新しい自分の可能性に眼を向けるのは悪い事ではないのでしょう。自分が活きる場所って、気持ちよくなれるし、きっと楽しいです。見つけたいですね。

Path stressfree

芸人としてネタを発信し続けて、言葉は悪いですがタレント向きではなかった鉄拳さんは、発信続けたからこそ、あのように番組に出るチャンスを得て、今のようなポジションを作ったのだと思います。続ける事、これに限ります。

鉄拳さんは芸人としてではなく、イラストレーターとして人気を得たことをどう思っているのでしょうか。インタビューができるのであれば是非したいです。個人的には、芸人の部分は捨てずに、今後もご活躍してもらえればと期待ばかりです。

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