日本人なのに日本がおもしろいことを知らない人へ

突然ですが、ぼくは東京外国語大学という、東京でもへんぴなとこ(府中)にある大学に通っていました。だからこそ、つよく思うことがあります。「日本っておもしろいよね」と。

大学に“外国語”がつくるだけあって、在学生の7割ほどが留学を経験する大学にぼくはいたわけです。そうなると、知り合いのほとんどが留学へ。で、彼らが出かけて帰ってきたときに話を聞くと「日本についてなにも知らないんだな、って気付いた」「国内をもっとまわってみたい」というポジティブで、リアリティある言葉をもらえるのです。

ぼく自身は、日本語科に属していたので、おなじ講義を受けていた留学生(主に中国人&韓国人)に、外国人視点で日本のおもしろさを教えてもらえる環境が常にあったのは良かったです。

 

沖縄と東京だけでも違っていて、一口に「ここが東京だ!」とも言えないような感覚

それと、ゆっても沖縄出身(しかも離島出身)で、大学から上京してみると、文化の違いを感じる毎日で、留学をしたような感覚もつかんでいました。

東京というひとつのエリアだけでも、駅毎に文化の広がりかたも違います。テレビで見知ってた新宿や渋谷のような都会はもちろんありますけど、奥多摩のような自然にあふれた落ち着いた場所だってあるわけです。

 

東京すらちゃんと知らなかったのだぁと思うのと同時に、自分は地元の沖縄も全然知らない、もっというと他県も知らない。ざっくりとしか知らんのだなと。“日本人の知らない日本”というのは、ほんとに多いなぁと。

海外志向なひとが身のまわりに多かった分、なおさら「国内のおもしろさに気付いてる人はどのくらいいるんだろう?」と思うことも多かったです。振り返ってみると、そのおかげで「外国人かぶれになっちゃあいけない」と自分自身にも注意も払えた気がします。

 

そんなこんなで、社会人になって、東京を飛びだす機会があったので、京都に滞在してみました。旅ではなく、ちゃんとそこに住んでみて、地元のひとと一緒になにかに取り組んでみないと分からないことがあると思ったので、短期移住を選びました。

その予想はいい感じに当たりまして、わりと長くいることで知れる土地の情報はありました。どんなしごとをしてる人がいて、どんなくらしがあって、なにがここでの常識なのか、はちょっとした観光だけではつかめません。

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たとえば、「京都市内でくらすのに自転車がなぜ便利なのか」は、そこでくらす体験からわかること。京都市内は、生活と観光と仕事のスペースがほどよく散らばった“コンパクトシティ”なのだと気付けます。

いわゆる“京都”の北や南にいけば、イメージを越えた景色があって、ちゃんと土地に根ざしたくらしやしごとがあります。これは「ゲストハウス らんたん」オーナーや「京都移住計画」メンバーをはじめたとした、京都のかたに教えてもらいました。おなじ京都でも多様性があるということ。

 

ぼくらは、ほんの一部しか知らないのに、全体を知った気になってしまうんですよね。恥ずかしいことです。ぼくは、恥ずかしくなりましたよ。ほんとに。

 

もっと知ろう、行こう、つたえよう、また行こう

その流れのなかで、香川の小豆島や徳島の神山町、静岡の川根町などにもご縁をたどりにたどって訪れました。そのような経験を踏まえて、思ったことがあります。

 

もっと知らない土地に行きたい(人のつながりから)、

その土地のくらしや文化を知りたい、

自分がその土地のつたえ手になりたい、

一度行った場所をまた行ける”ふるさと”にしたい、

と。

 

現在は自分のしごとを通じて、あらゆる土地に足を運べるようにと悪戦苦闘中です。待ってろよ、まだ見ぬニッポンっ!という気持ち。

 

で、それはぼくの話で恐縮ですけど、他のひとにも言いたいこともあります。

学生なのかギャップイヤーマンなのか、転職を控えたひとなのかは不明ですけど、時間があるひとは国内を見てまわれたらいいよね、と思うんです。ぶっきらぼうにバッとどこか行っちゃうのもいいですし、可能であればなにかを自分とご縁を感じるところに。

 

都会にはないものが地方にはあるので、ぜひ知らなかった世界に飛び込んでほしいなぁと。そして、その経験を他のひとにも教えてあげてほしいです。ぼくも教えてほしいくらい。

日本はおもしろいですよ。おそらく、ぼくが今おもっている以上に、もっとおもしろいだろうな。

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そういえば、京都での“村留学”みつけました(募集中)

あ、こんな国内留学を見つけました。京都・久多(くた)での村留学です。限界集落での9日間滞在。想像できない場所だからこそ余計にわくわくしちゃいますよね。興味があるひとは、ぜひぜひー。

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京都市左京区久多〜人口100人の限界集落で奇跡を起こそう〜【1次締切 2015年1月15日】

 

海外のような遠すぎないところ、いま自分のいる地点から「半径50km外」に飛びだしてみるのはどうでしょうか。

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